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François-Xavier Roth:古楽器の火の鳥 [音楽:クラシック]

昨日ストラヴィンスキーについて言及したので、最近買ったアルバムについて。
「Stravinsky: L'Oiseau de feu」by Les Siècles and François-Xavier Roth


20世紀の作品が、古楽器(っていうか、歴史的楽器?)で聴けるご時世が来るだなんて!youtubeに、リハーサルの映像でしょうか?「魔王カスチェイの踊り」が上がってますが、編成はそれなりに大きいようですね。



恥ずかしながらつい最近まで、François-Xavier Rothについては知りませんでした。一昔前までは雑誌やらなにやらで情報収集勤しんだりもしてましたが、最近はご無沙汰。CDジャーナルは、その前身、ディスクリポートも創刊以来定期購読してたんですが、10年ぐらい前の紙面刷新から購入やめちゃった。なもんで店頭でたまたま手に取らないとニューカマーが全然分からない。けどショップも衰退してますしね。
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Xavier Rothは、先日たまたま朝日新聞のCD評で取り上げてるの見て、早速試聴したら、面白いのなんのって。反射的に衝動買いですよ。ポチっと。

火の鳥の全曲盤は、昔はなかなか録音なくて、わたしが持っているのは、LP(!)で、ドホナーニ=VPO盤、そしてCD時代になってから、ティルソン・トーマス=サンフランシスコ響の3枚組のやつ。
LPはまだ手放してませんが、現在再生環境が整ってないんですよね。なのでしばらく聴いてません。ドホナーニ盤は非常に歯切れのよい曲運びと、VPOの音色を生かした艶やかな演奏の印象が残ってます。聴き直したら随分違うのかな?
ティルソン・トーマスは、もう盤石。わたしは高校時代からティルソン・トーマスの大ファンで、彼のアルバムはほとんど持ってるんじゃないかな?あ、マーラーシリーズは買ってないですね。
ところが最近のショスタコービッチが、なんだか面白みにかけるようになっていて、あれ、となっていた所なわけです。そんなところに大きな釣り針。がっつり食いついてしまいました。

と、前置きが長くなりましたが、Xavier Rothの火の鳥。わたしは昔からタイトな音作りをするオケが好きなので、この演奏はバッチリはまってしまいました。序奏の弦の動きから、引きこまれます。

あんまり技術的なことを語る語彙は持ちませんが、切れのいいリズムに管と弦のバランスの良いアンサンブルがとっても魅力的。古楽器ならば何でもいいわけではありませんが、この演奏は、エレガントこの上ない素敵なものです。

調べたら、Xavier Rothは、先月来日してたんですね。絶句。コンサートなんてしばらく行ってないから、行きたかったなぁ。最後に行ったのが、もう1年半も前、アーノンクールのオペラシティでの公演。えらい昔です。
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