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トルコの伊達男、Oğuz Aksaç [音楽:中東]

先日アルメニアのDeti Picassoのについて書きましたが、隣国トルコのアーティストも興味あります。トルコ行ったことありませんが、日本に好意的な国らしいですね。
そんなトルコを代表する、かどうかは知りませんが、甘い声で切々と歌い上げちゃう伊達男、Oğuz Aksaç。


一昨年ぐらいですかね、トルコのウェブラジオから流れてきたのが↓の曲。


ヤバイえらいカッコいい!ということで虜になってしまったわけです。

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またまた日本語の情報がぜんぜん出てこないアーティスト。1974年にトルコはアンカラで生をうけています。高校の友人、Mustafa Özarslanとともに、1994年代に「Grup Çığ」というバンドを結成。4枚のアルバムを残した後にグループを離れ、2005年には「Oğuzname」でソロデビュー。以降、数枚のアルバムを出しています。

その「Oğuzname」、上記の「Niye Çattın Kaşlarını」も含む、11曲からなるアルバム。sazやneyといったトルコの民族楽器を含むバックバンドの演奏で、民族色濃い楽曲に、独特のこぶし回しで歌い上げるいかにもターキッシュな曲が並んでるんですが、アレンジが秀逸。伝統楽器によるエスノな音響に、フュージョン~AOR的なサウンドをからめて、モダンなサウンドを創り上げていく。ねっとりとしたフレットレスのサウンドが特徴的です。ヒップな3曲目「Ceylan Gözlerine Kurban Oldugum」やファンキーな5曲目「Evlerinde Kuyu Var」、地中海的哀愁の漂う9曲目「Mektebin Bacalari」など、バライティに飛んだ構成で飽きさせません。こんなディープなアルバム、iTunesやAmazonでダウンロード販売しているのが意外。



続くアルバム、「Giz」は、試聴した範囲だとちょっとディープなトルコ歌謡になりすぎて食指が動かない。が、2010年の「Incinir」は、また微妙にかっこいい。入手困難なんですがなんとか手に入れたい今日この頃。iTunesでの発売がいつのまにか開始されてますね。



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