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Emilie Simonの入魂のアルバム「Franky Knight」はそこそこお洒落 [音楽:西欧]

げ、Emile Simon、昨年末にアルバム出してたんですね。先日の台風の夜にオフィシャルサイト覗くまで、全然知らなかった。最近そんなんばっかです。音楽雑誌全然見ないし、ショップ巡りもしてないから、情報どんどん乗り遅れちゃう。エミリー・シモンに関してはオフィシャルアプリを3gsには入れてたんですが、空き容量少なくなって随分前に削除しちゃってました。


で、そのアルバム、「Franky Knight」、早速購入して聴いてみましたが、なんというか、微妙なアルバムですねぇ。クリップにもなってる1曲め、「Mon Chevalier」は、上品なエレクトロニカって感じでとても気に入ました。








でも、2曲目以降が..........
いや、悪くはないんですよ。オールドタイムな雰囲気のポップスとか、80年代っぽいのとか、お洒落ではある。でもね。

「The Big Machine」発表の頃の悲劇については、新作について調べるまで全然知りませんでした。タイトルの由来知ると沈鬱になります。H1N1って、いわゆるスペイン風邪ですか。でも、エミリー・シモンにはもう少しおしゃれな曲を書いてほしい。

エミリー・シモンは、「No Fat Clips」というサイトで「Flowers」のクリップ見て知りました。

人形アニメ好きなんでこういうムービーは超ツボなんですよね。それとかフレンチロリータっぽい雰囲気も漂わせた「Desert」とか、名曲のいっぱい詰まったデビュー・アルバム。あるいは、実験的な雰囲気も漂わせる小粋なエレクトロニカの「Végétal」。映画「皇帝ペンギン」で聴かせてくれたクラシカルな素養も素敵でした。どうしてもそういう音を求めてしまう。


それらの要素の結晶が、2006年発表のライブDVD、「L'Olympia」ですね。サイバーパンクな雰囲気のmidiコントローラ腕につけて、曲によってはギターやらピアノやらも弾きながら歌いまくる。かっこいい!バックも、弦楽四重奏+チェロも含めたアコースティックなアンサンブルに、Cyrille Brissotの生み出すエレクトロなサウンドが有機的に絡み合う音響は見事としか言いようがない。こういう方向にはもう戻らないのかなぁ。


それにしても、「Franky Knight」、発表後半年も経つのにいまだに国内盤って出てないんですね。前作「The Big Machine」も1年ぐらい経ってから国内盤がようやく出た記憶が。エミリー・シモンってそんなに人気ないのかなぁ?日本でもフジロックかなんかフェスに出たりしてたはずですが。

2014年3月24日追記:ニューアルバム発売!これはよい!
Emilie Simonの新譜、「Mue」が発売開始
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