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Marillionの新譜「Sounds That Can't Be Made」が面白そうな件 [音楽:西欧]

Marillion、新譜出るんですねぇ。
新譜「Sounds That Can't Be Made」からのシングルカット、「Power」が、ここ数日、Morow.comで結構ヘビロテされてる。



しばらくMarillionは聴いてなかったんですが、今度のアルバムはマシかな?

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Marillionは超メジャーだから、いまさらわたしなんぞが書くことありませんけど、一応書くと、イングランドはアリスバーリー出身の5人組。1979年結成以来4半世紀を超えるキャリアを持っている。80年代には廃れていたプログレの伝統を担うドラマティックな音楽性が特徴。巨漢のボーカル、Fishの、シアトリカルなステージアクトでも評判を博していました。

以前取り上げたポーランドのプログメタルバンド、「Riverside」が、Marillionみたいなバンド目指していたのも有名。
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わたしが初めてMarillionを聴いたのは、1985年。傑作「Misplaced Childhood」が発売されてすぐの頃、NHK FMの「クロスオーバー・イレブン」で、「Kayleigh」が放送されたんですね。


ティーンエイジャーの頃ははクラシック小僧だったんですが、後半からぼちぼちプログレやらを聴き始めていた時代。


同年、やはりNHKで、BBCライブかな?もしかしたら「Real to Reel」と同じ音源かもしれませんが(Real to Reel持ってない)、たしか伊藤政則氏がMCやってて、「ネオプログレが」とかなんとか叫んでた気が。伊藤氏知ったのもそれが初めてだった。「Assassing」から始まる、ファーストとセカンドからの曲。とにかくエアチェックして、しょっちゅう聴いてました。


当時マリリオンの日本盤売ってたのかな?CDがまだメジャーにならない頃。86年ぐらいになって、一気にLPがCD化されだして、ようやく輸入盤で1stから3rdまでゲットして歓喜してました。今見たら「DISKPORT」の値札シール貼ってあるからWAVEで買ったのかな?
以降、「Clutching At Straws」も買って、レーザーディスクで「Grendel」も、「live from Loreley」も買って。



それが、むっちゃ入れ込んでいたのに、衝撃の、「Fish脱退!」。キーマンの脱退によってバンドがどう変わってしまうのか気が気でありませんでしたが、ボーカルがSteve Hogarthに変わった第一弾、「Seasons End」は、まだそれまでの作品の雰囲気を受け継ぐ、緻密に構成されたドラマティックなポンプロックで一安心。結構好きな作品でした。それが、次作、「Holidays In Eden」になると、ポップ色が少し強くなってくる。「The Party」とか、個々にはいい曲いっぱいなんですけど。


そして、「Brave」あたりから完全に迷走始めた感じ。組曲風の作りだったりしてプログレっぽい雰囲気を残して入るけれど、曲は変にポップになって面白く無い。当時はMarillionなんて滅多にラジオじゃかからなかったし、CDの試聴も殆どできなかったから、買うまで出来がわからなかったんですよね。でも懲りずに、こんどこそ、というわけで次のアルバム「Afraid Of Sunlight」も買いましたが、もうこれ以上付き合いきれない、っちゅうぐらい平凡でつまらないアルバム。それ以降、90年代は、MarillionよりもMarilyn Mansonっていう生活してました。


21世紀に入って、自主レーベルで活動するようになってから、ネットで新譜のサンプルが簡単に聴くことできるようになっても、なかなか食指が伸びない。たま〜にウェブラジオで楽曲かかったりしても、初期アルバムの曲以外は全然魅力がなかった。ところが今回のシングル、「Power」は結構惹かれる。Marillion復活か!って一瞬色めきだったんですけど、iTunesで視聴すると、「Power」以外はやっぱり微妙かも。購入、どうしようかな〜。
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