Ross Robinsonが手がけたポーランドのavant-punk、「Sematik Punk」

ポーランドの新譜情報を見てたら、ユニークなバンド発見。「Semantik Punk」。文字通りパンクだぞ！という意思表示にひれ伏すしかないバンド名でございますが、一体どのような音を紡いでくれるのか。んでもって、タイトルが、「abcdefghijklmnoprstuwxyz」。なんちゅう人をくったタイトルだ！


彼らの略歴を調べると、以前は「Moja Adrenalina」という名前で活動していたらしいです。全然知らないバンドですが、今回調べてみたら、2004年にアルバムを発表している。


パンクっすねぇ。あんまり、っちゅうかほとんどパンク聴かないんでこう言うのなんてジャンルになるのかよくわからないんですが、映像見てると、なんかみんな、人が良さそう。

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で、今回の新譜ですが、プロデューサーがなんと、Ross Robinson！Rossといったら、KornやLimp Bizkit、Sepulturaといったビッグネームと共に仕事をしてきた大御所ですよね。
さらにユニークなことに、soundcloudで全曲視聴出来ます。最近こういうバンド増えましたよね。


さすがRossのプロデュースだけあって、全編重くうねるサウンド。とりとめなく始まるようなイントロ的ナンバー、「Semantik Punk」からはじまり、重くうごめくタイトルナンバー、「abcdefghijklmnoprstuwxyz」に雪崩れ込む。4曲目の変拍子チックな「Trzepak drapak」なんか、変態的なリフのオンパレードでかなり楽しい。続く「Y dopatrzenia」も、激しくうねるハードコアなリフの中に、時折キャッチーなギターのメロディなんか織り込まれていてユニーク。おしまいの、「Zza A」から「Pstrokąty」のひたすらループ的な展開は、同じくRossの手がけたLimpのデビュー・アルバム、「Three Dollar Bill, Y'All」を連想させる。ちょっと長くて飽きるけど。

結構プログレッシブな展開があるので、楽しめます。

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