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Steven Wilsonの新作「The Raven That Refused to Sing (and Other Stories) 」はスタイリッシュなプログレの傑作 [音楽:西欧]



いややばいですかっこ良すぎです

Steven Wilsonは「Porcupine Tree」のリーダーとして長らく活躍していますが、最近はソロ活動も盛んなんですね。実はわたし、Porcupine Treeのアルバムは購入の優先順位低くて(だっていつでも買える)あまり持っていないんですが、Steven Wilsonのソロはプログレ専門局の「Morow.com」でかかるので食指をそそられてました。で、先日UK amazonから新譜の案内が来てて、冒頭のPV見たら完全にノックアウト。速攻購入しちゃいました。


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アルバムは6曲入りで、うち半分の3曲が10分超といういかにもプログレな意欲作。Alan Parsonsが共同プロデューサーだそうな。
1曲目はLive Blu-Ray & DVD「Get All You Deserve」にも収録されている「Luminol」。



この曲はよく「Morow.com」でかかるので、絶対買おうと思いながら年明けてもう2ヶ月にもたっちゃったんですけど。ベースのリフがむちゃカッコいいプログメタルから、Keith TippettやIan McDonald在籍時のクリムゾン的叙情へと大きく振れる組曲調。ちょうど昨日記事にした、メロトロンの音色もたっぷりな、まさにプログレファンのツボをおさえまくった名曲。
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とにかく全編メロトロンを始めとしたヴィンテージ・キーボードの音色満載なのが嬉しい。終盤のギターソロが泣きまくる2曲目「Drive Home」。Soft MachineやGong的なインタープレイにEmerson的ハモンドソロがかっこよくのっかってきたりする3曲目「The Holy Drinker」。そしてPVにもなったメローなタイトルナンバー「The Raven That Refused to Sing」。などなど、高品質な楽曲目白押し。しかし、日本版のタイトル、「レイヴンは歌わない」って、なんともいけてない。ちなみに内容はWikiによると、老人が死の間際に夭折した姉を想う歌だそうな。鴉が姉の生まれ変わりだと信じ、鴉が鳴くときは姉が迎えに来た時だと思っているという物語(という、わたしによる超訳)。
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Raven_That_Refused_to_Sing_(And_Other_Stories)

とにかく、プログレファンにはmust-buyですね。

2015年2月28日追記:新譜でた~
Steven Wilsonの新譜、「Hand. Cannot. Erase.」を購入しました
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