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モスクワ発のAVANTなfolktronica「Nikadimus Experience」 [音楽:ロシア]
ソチオリンピックも終わっちゃいましたねぇ。今頃なに言っているのかといったところですが。オリンピック期間中ブログ全然更新ませんでしたが、オリンピック見るのに忙しかったわけではありません。ていうかあまり見てない。スノボのハーフパイプとアルペンスキーの男子スラロームだけは見ましたが、他はハイライトだけ。モーグルとスキーのスロープスタイルは見たかったなぁ。
で、今日はそのオリンピックつながりで、モスクワのneo folk/folktronicaバンド、 「Nikadimus Experience」について書いてみます。
「NIkadimus Wxperience」は、ボーカル/キーボードのIukhann Nikadimusが結成したちょっとサイケなネオフォークバンド。数年前から「桜」を意味する「Vishenie(Вишенье)」という名前で活動をしていましたが、昨年バンドをリセットして、中心人物、Iukhann NikadimusとFaniia Nazipovaの2人にギター&ベースのYuri Mitrichevを加えて再起動。
そしてオリンピック開催期間中の今月13日に、フルアルバム、「Быстрее, выше, сильнее!」を発表しました。
収録されているのは、アルハンゲリスクやブリャンスクなど、ロシア各地の伝承曲を、エレクトロでモダンなアレンジで彩った9曲。アルバムのタイトルは、オリンピックモットー、「 より速く、より高く、より強く(Citius・Altius・Fortius)」のロシア語表記。今後の活動への決意表明といったところか。
フロントのボーカルスタイルは伝統的東欧地声歌唱!もうそれだけでウハウハ楽しめるんですが、例えば5曲目の「Играй, играй」とか、バックのレトロなシンセサウンドや変態的にうねるギターフレーズとの絡みが素敵すぎる!YouTubeだと、Vishenie時代のもっとファンキーなアレンジでのライブが見られますが、これもよいですね。
アバンギャルドなロシアントラッドというと、以前記事にしたTheodor Bastardなんかも似たような方向性を持ってますが、Theodor Bastardがアンビエント色が非常に強いのに対して、Nikadimus Experienceはもっとポップな印象。どことなく80〜90年代を思わせるレトロなシンセサウンドなど、ハンガリートラッドの至宝、マルタ・セベスチェンがLevente Szörényiと共演したアルバムと雰囲気が似ています。
ロシアントラッドもいろいろ盛り上がってきそうで目が離せません!
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「NIkadimus Wxperience」は、ボーカル/キーボードのIukhann Nikadimusが結成したちょっとサイケなネオフォークバンド。数年前から「桜」を意味する「Vishenie(Вишенье)」という名前で活動をしていましたが、昨年バンドをリセットして、中心人物、Iukhann NikadimusとFaniia Nazipovaの2人にギター&ベースのYuri Mitrichevを加えて再起動。
そしてオリンピック開催期間中の今月13日に、フルアルバム、「Быстрее, выше, сильнее!」を発表しました。
収録されているのは、アルハンゲリスクやブリャンスクなど、ロシア各地の伝承曲を、エレクトロでモダンなアレンジで彩った9曲。アルバムのタイトルは、オリンピックモットー、「 より速く、より高く、より強く(Citius・Altius・Fortius)」のロシア語表記。今後の活動への決意表明といったところか。
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