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モスクワのトラッドテイストたっぷりなTrip-hop / Nu jazz、「SALTO」 [音楽:ロシア]

Salto」はギタリストのVitaly ChristmasとボーカルのEva Cerroが中心となり、2006年ごろから活動を開始したモスクワのNu Jazzバンド。東欧〜中近東の民族音楽テイストにジャングル/ムンべ的なサウンドも取り込む先鋭的なスタイル。


バンド名は「jump」を意味するラテン語から。サマーソルトsomersaultってやつですね。その名を冠する1965年のポーランド映画(Tadeusz Konwicki監督作品)にVitalyが感銘を受けたこと、そして現在のtrip-hopシーンと60年代ジャズとの関連性などが名前の由来にある模様。映画はYouTubeにありますね。ちらとだけ見ましたが、面白そう。


Ninja Tune的なサウンドを意識して活動し、特に2010年以降は積極的にロシア各地のジャズフェスに出演するなどし、そして昨年、ファーストアルバムの「Zvezdka」を発表しています。







メンバーは、
Eva Cerro - vocals , keys;
Vitaly Christmas - electric guitar , FX;
Andrew Kanushin - drums ;
Sergei Mayburov - electro- bass ;
Eugene Lublin - trumpet

タイトルナンバーの1曲目「Zvezdka」はバルカン風味も感じさせるエスノでアシッドなジャズ。2曲目「Paper Wings」ギターのよじれ具合がプログレなジャズ・ロック。はたまた3曲目「Prokaza (OST)」はポストロック的サウンドに骨太のジャズボーカルが乗る。と音楽性の幅も広く楽しめます。

英語詩の前後にグミリョフなどのロシア詩人の散文を配置するなど、歌唱もユニーク。ロシア語全くわかりませんが。
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