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「 バナナだけどオレンジな新開発フルーツ」。だってお! [その他]

いやもう使い古されたギャグだけど、ここで使わなきゃどこで使う。
「そんなバナナ!」

ギズモード・ジャパン」、ガジェットのみならずいろんな分野のおもしろニュース配信してくれるのでいつも興味深く拝見させていただかせております。だけど!Gizmode US発の記事はそこそこ誤訳があったりする。専門外の誤訳はまぁ仕方ないと思いますが、今日の記事は笑かせてもらった。

バナナだけどオレンジな新開発フルーツ、人体での試験開始
「このアイディアの元となったのは、バナナとオレンジの実をミックスして改良したKaratと呼ばれるフルーツ。昔からあるもので、長年子どもの目の治療にと役立ってきました。」

となっておりますが、US版の元記事では、
「A good old fashioned crossbreed of native banana with orange flesh in Micronesia called the "karat" has been used to improve eye sight in children for centuries.(バナナの野生種にミクロネシア産の”karat”と呼ばれる「果肉がオレンジ色」の品種を交配した系統が、子供たちの視力改善に使われてきた)」


「orange flesh」を、果物のオレンジと間違えちゃったんですね。いくらなんでもバショウ科とミカン科のかけ合わせなんて、ねぇ。
ギズモードは以前コメント投稿欄があったんで誤訳を指摘できましたが、最近なくなっちゃたからなぁ。この記事見つけて訂正してくれればいいけど。

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この記事で注目すべきはむしろ、「遺伝子操作」がごくごく一般的な品種改良法になりつつあるところ。karatとの交配品種の形質を食用バナナに導入したのでしょうか?一般的な食用品種は3倍体で不稔だそうです(wikipedia「バナナ」)。なので古典的な交配による育種は使えない。

遺伝子操作には賛否両論あるようですが、こういった品種の作出は歓迎すべきことに思えますけどね。
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