サンクトペテルブルグ発の妖艶なトライバルハウス、「Hidden Tribe」

ロシア産トリップ・ホップ２連発！其の一。
「其の二」は、こちらー！

「Hidden Tribe」は、2008年結成。サンクトペテルブルグのカフェ「Бродячая Собака」でのディジュリドゥをかこんだライブに集ったミュージシャンたちのうち、エレクトリックなサウンド志向を持つメンバーから派生したそうな。「Sub Mira」は、昨年8月に発表された彼らのデビュー・アルバム。



メンバーは、
Anna Vyatkina：ボーカル
Nikita Malov：ディジュリドゥ、カリンバ
Anton Dudarev：サウンド

「Pustota」や「Белое」の頃のTheodore Bastardのような、トランス感あふれるエレクトロサウンドに、ディジュリドゥやカリンバといった民族楽器の音が絡み、さらに妖艶なボーカルが絡む。中でもサウンドの要はボーカル。AnnaはツェッペリンやAC/DCといったハードロック・クラシックスからGeomatic、Shpongleといったエスノトランスまで幅広く好んでおり、それが歌唱にしっかり反映されている。
例えば、モダンでソウルフルな歌いまわしが印象的な「Phenomenon」


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「Konopelushka」などではInna Zhelannaya顔負けのロシアントラッド風味たっぷりのボーカルスタイル。


かと思えば、アルバムのラストナンバー、「Iz Dverey V Dveree」ではパンキッシュでエキセントリックな絶叫系ボーカルまで披露。


かっこいい！

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