iPhone6とApple Watch発表に思うこと

ただの感想ですが。

話題のアップル・スペシャルイベント、早速ストリーミングでみました。さすがにリアルタイムじゃなくて、今日の通勤行き帰りの電車の中で。
http://www.apple.com/live/2014-sept-event/
初代iPhone発表以降のスペシャルイベントは多分全部見てると思うんですけど、今回のイベントは、そのiPhone登場イベント以来の衝撃を受けました。

見る前は、iPhone6もiWatch（Apple Watch）も全然期待してなかったんですよ。いずれはiPhone5から乗り換えるつもりではいましたけど、4.3インチのFJL21でも大きく感じるからファブレットとか要らんし～、とか、腕時計なんてしないし〜、とか。NFCに至ってはなにそれおいしいのぐらいの興味しか持ってなかった。

でも実際にPhil Schillerのプレゼン見てたら俄然かっこよく見えてきた。特にカメラが凄い。240fpsのslo-moとか、完成度の高いデジタルビデオスタビライザとか。さらにApple Pay。クレジットカードの読み込みも背面カメラでできて、PassBookで管理でき、さらにTouchIDの指紋認証でセキュリティも高い。おサイフ携帯なんか使ったこと無いけど、この便利さと堅牢性の融合には惹かれます。

さらに、Apple WatchにもApple Payが装備されているのが衝撃的でした。わざわざカバンからカード取り出して決済する煩雑さを揶揄するApple Payのトレイラーは、いかにもなビデオで「フフン！」って思っただけですけど、


iWatchをかざすだけの支払い動画はおもいっきり衝撃的。財布出すどころか、iPhone出す手間もない。ただ腕をかざすだけ。これは便利すぎる。

Apple Payのシステムを整備することにより、iTunesに紐付けられたアップルの顧客がそのまんまApple Payの潜在的顧客になるわけですから、アップルは一夜にして巨大金融企業になってしまった。

さらに、U2。ニューアルバムが無料公開！

ボノがTim Cookに詰め寄って無料公開させるみたいな交渉劇はまぁお約束として楽しみましたが、5億人無料ダウンロードキャンペーンで、また新たなiTunesユーザー獲得も可能なわけです。Appleにとってはとても効率のよい広告投資。かねてよりMacとiPhoneの親和性に慣れ親しんでいるユーザーはもとより、今回のキャンペーンで新規の顧客を獲得して、その人達がiPhoneの利便性に目覚め、といった好循環でますます企業規模拡大が望める。Apple Watchの発表はこのタイミングしかありえなかったわけですね。

それにしてもU2なんて20年ぶりぐらいに聴いたな。

タグ：iPhone iphone6 ファブレット Apple WATCH Apple Pay iWatch U2 iTunes MAC スペシャル・イベント