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ウクライナのゴシック・メタルバンド「Sad Alice Said」がニュー・シングルを発表しています [音楽:ウクライナ]

ヴァイオリンのソロフレーズが素敵。



「Sad Alice Said」は、2005年にボーカルのAlisa Shakorを中心にウクライナ北部の都市、ジトームィルで結成。元々はガールズバンド「Alice in Wonderland」と、もうそのまんまな名前で活動開始したようですが、メンバーチェンジなどの紆余曲折を経て、現在の名前で落ち着いた模様。
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Alisa Shakor :ボーカル
Pavel Lykhotvor:ギター
Sergey Lykhotvor:ベース
Julia Balan:キーボード
この4人がコアメンバーで、その他ドラムスとかはゲストみたい。

2013年にはアルバム「Yesterday's Tomorrow」を発表しています。



ゴシックメタルっちゅうか、上品なポンプ系シンフォと言った風情。オープニングの「Open Your Eys」なんかは確かに、ストリングス系を前面に出したサウンドといい、PVの衣装といい、ゴシックっぽい雰囲気満載ですが、3曲目「Fade」のような明るく弾むメロディに軽やかなボーカルが絡む曲とか、ポップなネオプログレって感じでとても好感が持てる。

あと、2曲目「alive」なんかはバグパイプ系のサウンドも使ってケルトっぽかったり、いいですね。


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と、曲はとてもいいんですが、ちょっと歌詞の響きががメロディにあってない感じ。「alive」なんかでもそうですが、ゴシック風の重めのサウンドでは間延びしてバックに負けちゃってる感じ。特にそれが7曲目「The son of Nightmare and Pain」では目立つ。メロディが良いのでちょっと勿体無い。Alisaの明るく軽やかな声質はとても好ましいので、それにプラスしてもっとねちっこさい表現が欲しい。英語じゃなくてウクライナ語/ロシア語で歌ったらもっとハマるんじゃないかなぁと思ったり。

そんな彼ら、昨年末に新曲「stay」をyoutubeで発表しています。冒頭のクリップ。これはなんか吹っ切れたみたいに切れの良いメタルサウンドが素敵。Oleg Kalaidaの弾きまくりなヴァイオリンもgood!ニューアルバムに期待大です。
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