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Katzenjammerの3rdアルバム、「Rockland」は渋くて艶やか [音楽:北欧]

ノルウェー出身の4人組「Katzenjammer」。明るくポップでエンターテイナーな彼女らについてはすでに当ブログでも取り上げておりますが、昨年末にサード・アルバムが発表されておりました。

春には購入してたんですけど、記事にしてなかった。新たなビデオクリップがYouTubeで発表されてたんで、これを機にアルバム紹介しておきます。




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Anne Maritは本作について「ルーツに立ち返る」みたいなことをいっているらしいですが、たしかにフォーク/ケルト的な色彩を強く感じます。

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冒頭の2曲、「Old De Spain」、「Curvaceous Needs」はどちらもアイリッシュっぽくかつブルージー。すごく渋い。で、3曲目「Oh My God」。表情がガラッと変わって、Katzenjammer流のバッドガールなヒップホップって趣。歌詞もなんかやばめでいい。

次はまたまた表情が変わってとってもポップな「Lady Grey」。



そしてトイピアノやら使ってチェンバーロックにも通ずるアレンジの「My Own Tune」。こういうアンサンブルや「Oh My Dear」あたりが本作の中で一番好きかな。
同じくトイピアノ使ってもキュートでカラフルなロックチューン「Shine Like Neon Rays」もできちゃうわけで、この多才なところがまた味わい深い。

ほんでもって、「My Dear」歌いまわしなど、往年のスコティッシュ・トラッドの名バンド、「Silly Wizard」のAndy M. Stewartを彷彿とさせる。


彼女らの持てるものそのままぶちまけたようなアルバムだけど、それでいてしっかりまとまりがある、「Katzenjammer」ブランドが確立してるからこその作品。スルメじゃないけど「噛めば噛むほど」って感じで聴きこむほどに深みを感じます。スルメはすきじゃないんだけど。
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