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Accordo Dei Contrariの4thアルバム、「Violato Intatto」、購入しました [音楽:南欧]

先日発売情報を記事にしたAccordo Dei Contrariの4作目ですが、4月末発売の予定でしたけどだいぶ延びてた。イタリア国内では5月頭にはCD売り出してたようですが、なかなか手に入らなかった。ようやく入手できたので感想をば。


先日動画をご紹介した1曲目「Folia Saxifraga」のように、基本は前作までの特徴であるカンタベリー系のジャズ・ロック。なんですけど、サウンドプロダクションをレコメン系の重鎮、Udi Koomranが担当している。そのせいもあってか、ミニマルでZeuhlな感じの曲が多い。

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それと、ベースのDaniele Piccininiが脱退してた。ベースレスのアンサンブル形態はAtomic Roosterとか連想しますけど、曲調は当然全然違うジャズ・ロック。
代わりにサックスのStefano Radaelliがパーマネントメンバーとして加入。そのせいか、メロディセンスがだいぶ変わった感じ。タイトルそのまんまにブルージーな3曲目「Blue-S」とか、前作までにはなかった泥臭さ。それに、Deus Ex Machinaのバイオリニスト、Alessandro Bonettiが参加した4曲目「Shamash」は、イタリアン・プログレの伝統な汗臭さを感じさせるチェンバー・ロック。

6曲目「E verde è l'ignoto su cui corri」には、ボローニャ出身のサイケデリック・ロックバンド、「Miss Patty Miss & The Magic Circle」のフロントウーマン、Patrizia Urbaniがボーカルで参加。「Miss patty〜」はあんまり好きじゃないんですが、ここでのボーカルはこれぞカンタベリーってなかんじの仕上がりで素晴らしい。

7曲目以降はどんどんRIOっぽくなっていく。悪くない。
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