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元Megadethのドラマー、Nick Menza氏逝去 [音楽:北米]

元Megadethのドラマー、Nick Menza氏が、5月21日にLAのライブハウス、「The Baked Potato」で演奏中に倒れたそうです。なんと、Chris Poland率いる「Ohm」のステージで。3曲目の途中で発作が起こり、病院に運ばれた時にはすでにもうお亡くなりになっていたそうです。死因は高血圧と動脈硬化に誘発された心筋梗塞。

「Ohm」といえば、元ドラマーのDavid Eagle氏が心筋梗塞で倒れたのも昨年5月。
関連記事:R.I.P. David Eagle:「OHM」のドラマーが天に召されました
Nick MenzaはDavid Eagleの後釜としてバンドに加わったのに、立て続けにドラマーを失うとはなんという悲劇でしょう。

Menzaを加えたOhmのパフォーマンスを貼っておきます。Ohmのメタリックな側面が強調されており素晴らしいステージです。

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NYのジャズをベースにしたオットナ~!なオルタナバンド、Elysian Fields待望の新譜、「Ghosts of No」発売開始! [音楽:北米]

Elysian FieldsはNYのニッティングファクトリー界隈で活躍するオルタナ/ジャズバンド。ボーカルのJennifer Charlesとギター/ベースのOren Bloedowが1995年に結成。同名のギリシャ産ブラックメタルバンドもあるようですが、そっちは頭に「The」がつくけど、こっちにはない。バンド名「Elysian Fields」は、「エリジウムElysium(極楽、神々の楽園)」と同義。

Jenifferは若い頃からステージに立ち、NY大で学んだ才媛。脚本家の父を持つOremの方はWayne HorvitzやらDr. Johnやらとも共演した経歴を持ち、The Lounge Lizardsのツアーにもベースプレイヤーとして参加。James Genusなども参加したデビュー・アルバム、「Bleed Your Cedar」は蠱惑的な魅力にあふれた怪作。




デビュー以降8作のアルバム発表を重ね、前作「For House Cats and Sea Fans」はエレクトロニカ風味も漂わせる心温まる逸品でした。


そして、先日9枚目の新作「Ghosts of No」を発表。ブルース色濃厚だけどプログレな雰囲気も漂わせる快作に!米版をいち早く入手したので早速レビュー。

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R.I.P. David Eagle:「OHM」のドラマーが天に召されました [音楽:北米]

昨日知りました。急なことでご冥福をお祈りします。

元Megadethのギタリスト、Chris Polandのソロ・プロジェクト、「OHM」。メタルは好きでないのでMegadethは全然興味なくて、ファースト・ソロの「Return To Metalopolis」もそれの延長的であんまり面白くない。でも今世紀に入ってからのChrisのソロ活動はむちゃくちゃ面白いです。

2003年にBassのRobertino Pagliari、DrumsのDavid Eagleと結成したのが「OHM」。基本は切れの良いロックフュージョンなんですけど、変態チックにウネウネとしたフレーズが織り込まれていてとっても快感。Robertinoのフレットレス6限ベースも個性的。そしてDavidが小気味よいリズムで全体を堅実に支えてる。




drumのDavidは一時OHMから離れておりましたが、近年またChrisたちとプレイするようになっており、春までは元気な姿を見せてくれていました。

しかし、5月に、心筋梗塞でしょうか。胸の痛みで倒れて緊急開胸手術を行い、以来長くICUに入っていたそうですが、今月頭にその翼で天に向かって旅立たれたそうです。

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Chelsea Wolfe5枚目のアルバム、「Abyss」は傑作! [音楽:北米]

カリフォルニアのゴシック・クイーン、Chelsea Wolfe2年ぶり5枚目のアルバム、「Abyss」が先週末に発売開始です。



先行公開されていた開幕の2曲「Carrion Flowers」から「Iron Moon」の重く激しく、そして切ないサウンドにアルバム発売の期待が高まっておりましたが、その期待が裏切られることはなかった!Chelseaのダークな世界がいっそう磨き上げられており、ゴシックでヘビーでインダストリアルでプログレッシブな快作になっています。
関連記事:Chelsea Wolfeの新譜、「Abyss」は8月7日発売

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シカゴのモダン・プログレ・バンド「District 97」3年ぶりの新譜、「In Vaults」絶賛発売中 [音楽:北米]

絶賛なのか?超絶あからさまに「Bruford」フォロワーであるのがバレバレなサウンドが素敵。



「District 97」はバークレー出身のドラマーJonathan Schangを中心に、シカゴ界隈で精力的に活動するジャズキーボーディストのRob Clearfield、現代音楽の領域で作曲家としても活躍し、現在ミネソタ大でPhD取得中のギタリストSam Krahn、シカゴ響のトロンボーン奏者を父に持つベーシストPatrick Mulcahyの4人で2006年に結成。
ギターはその後、ルーズベルト大学シカゴ校パフォーミングアーツ学校音楽院出身のジャズ系ギタリストJim Tashjianにバトンタッチ。
2007年には人気番組「American Idol」のファイナリストにもなったボーカルLeslie Huntを加え、現在もこの面子で活動を続けています。

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Chelsea Wolfeの8月7日発売の新譜「Abyss」より、新曲「Carrion Flowers」のPVが公開されています [音楽:北米]

追記:絶賛発売中!
Chelsea Wolfe5枚目のアルバム、「Abyss」は傑作!

インダストリアルなサウンドにホラーチックな映像が映える!



関連記事:Chelsea Wolfeの新譜、「Abyss」は8月7日発売

インダストリアルでホラーというと最近ではRob Zombiの専売特許かもしれませんが、Rob Zombiの陽気なメタルサウンドとは違い、Chelseaの曲はもっとねちっこくて、不安を煽るようなサウンドと映像。わたしなんかはこれ聴いて、John Carpenterの「Prince of Darkness(邦題パラダイム)」を連想しました。

まぁRob Zombiもカーペンターの出世作「ハロウィーン」をリメイクしたりしてますけど。

ってか、この映画の邦題いみわかんない。トマス・クーンに土下座しる!
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Chelsea Wolfeの新譜、「Abyss」は8月7日発売 [音楽:北米]

ノイジーなサウンドも美しい。


Sargent Houseレーベルを代表するゴシック・フォークの女王、Chelsea Wolfe2年ぶりのアルバム、「Abyss」が8月7日に発売されることになりました。早速予約したきたよ~!



前作同様バックはマルチプレイヤーのBen ChisholmとドラムスのDylan Fujiokaが固め、ヴィオラのEzra Buchlaも引き続き参加。そしてRussian CirclesのMike Sullivanも加わる豪華布陣。

関連記事:
9月3日発売のChelsea Wolfeのニュー・アルバム「Pain is Beauty」は完成度高いアバンギャルド・フォーク・ロック
カリフォルニアのダークでゴシックなフォーク・ロック、「Chelsea Wolfe」

アルバム発売に先駆けてシングル「Iron Moon」も先ごろ公開。



冒頭のコードが一発鳴り響くだけで完全ノックアウトされます。美しすぎる。
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Marriages「Salome」、発売開始 [音楽:北米]

発売日に早速入手。大変素晴らしい作品!



関連記事:ロスのシューゲイズなポストロックバンド「Marriages」の新作、「Salome」は4月7日発売

Emmaの豪胆なギタープレイがひときわ目立ちます。1曲目「The Liar」冒頭から全開。個性的なフレーズの飛び交う中、情念的なボーカルが浮かび上がる。プログレッシブな快作。先行公開されていた2曲目「Skin」の魅力についてはすでに記事にしたとおり。以降もエモーショナルなサウンドが続きます。
7曲目「Less Than」のイマジナティブなサウンドも魅力的。



現在ツアー中の彼ら、ライブで聴きたいところですが、なんと今月29日にはブダペストのギグで「S O N Y A」と激突予定!
関連記事:ハンガリアン・ポストロックの新星、「S O N Y A」
シューゲイズバトル観たい!さすがにハンガリーまではいけないのが悲しい。
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ロスのシューゲイズなポストロックバンド「Marriages」の新作、「Salome」は4月7日発売 [音楽:北米]

ロスをベースに活動するオルタナ/ポストロックバンド、「Marriages」は、以前にもちょっと触れましたけど、Chelsie Wolfeと同じくSargent House所属。Red Sparrowsのギター&ベースの二人が作ったバンド。プログレッシブな感性が美しい。


関連記事:
カリフォルニアのダークでゴシックなフォーク・ロック、「Chelsea Wolfe」
ソニー製カナル型イヤホンの新製品、「XBA-100」を買ってしまった!

昨年にはギター/ボーカルのEmma Ruth Rundleがソロデビューアルバム「Some Heavy Ocean」を発表しており、これもメローな楽曲に満ち溢れた快作です。




Emmaは日本のアニメとか好きらしいですね。

そんな彼ら、この春に待望のフルアルバム「Salome」をリリースします。それに先立ち、先行シングル「Skin」がSarget HouseのSOUNDCLOUDで公開中!



変拍子が印象的。クリアかつダークな雰囲気をたたえるサウンドも魅力的。Emmaのヴォーカルもハリがあって素晴らしい。早速アルバムの先行予約しちゃいました。発売待ち遠しい!
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Antoine Fafardのサード・ソロ「Ad Perpetuum」は本日発売。 [音楽:北米]

なんとGary Husbandも1曲で参加!





アルバムタイトル「Ad Perpetuum」は、everlasting、って意味だって。先日お伝えしたように、ドラムスにはVinnie Colaiutaが全面参加。AntineとVinnieの仲を取り持ったのは、なんと大御所、Jimmy Haslip(ex. Yellowjackets)。ドラムレコーディングのプロデュースもしてくれてる。この顔合わせが決まってからセッションまでの限られた時間、9月から11月までの3ヶ月の間に曲を書き上げてセッションを迎えたそうな。

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