SSブログ
音楽:アルメニア ブログトップ

アルメニアのプログメタルバンド「Dogma」のサード・アルバム、「Na Ne」を聴く [音楽:アルメニア]

アルメニアの音楽文化を見事にハードロックサウンドへと昇華しているアルメニアを代表するプログメタルバンド、「Dogma」。彼らのサード・アルバムが、本国アルメニアでは7月に発売されてたんですけど、なかなか流通してなくて、先日ようやく手に入れることが出来ました。


関連記事:
アルメニアのProg Metal、Dogma
アルメニアのプログメタルバンド、「Dogma」が、待望のセカンドアルバムを発表

前作までパワフルなリズムを叩き出していたドラムスのDerik Vardumyanが脱退。彼は「Hover Chamber Choir of Armenia」というアルメニア伝承歌曲を中心に扱う合唱団に参加していたりとボーカリストとしての活動もあるのでスケジュールが合わなくなったんでしょうか?代わりに若手ドラマーのGor Avetisyanが参加。タイトなドラミングで緻密なバンドサウンドを支えています。

1曲目「ՀՈՂԸ/The Soil」は、アララト山を中心としたアルメニアの大地をたたえる歌でしょうか?前ドラムスのDerikがボーカルで参加しています。上のライブ映像でも元気な姿を見せています。そして「ԳԱՐՈՒՆԸ/THE SPRING」には、アルメニア音楽界の重鎮、Arto Tuncboyaciyanがボーカルで参加。

続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Deti Picassoの新譜「Motherland」は母国アルメニアへの愛が満ち溢れている [音楽:アルメニア]

「Planeta.ru」でクラウドファンディングを立ち上げたことを記事にしましたが、一年余の長い時を経て、今月頭にようやくアルバム発売にこぎつけました。以前からエスノな雰囲気満点なアルバムを発表してきた彼らですが、新作は原点に立ち戻ったかのごとく、祖国アルメニア音楽をはじめとする東欧民族音楽への愛に満ち溢れた傑作に仕上がっております。




関連記事:
Deti Picassoのニューアルバム制作に向けたクラウドファンディングは本日まで
アルメニアのエスノでプログレなポストロックバンド「Deti Picasso」のアルバムが、日本で発売になってる!
Deti Picasso(Дети Picasso)は、アルメニアのとんがりエスノ系バンド

続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

アルメニアのエスノでプログレなポストロックバンド「Deti Picasso」のアルバムが、日本で発売になってる! [音楽:アルメニア]

Deti Picassoがまさか出るなんて思ってなかった。アルバム全部じゃないですが、この2枚ならばエスノな彼らの真髄が味わえる



「Кай」や「Герда」といったプログレ色強いアルバムのほうが面白いですが、まずは発売を喜びましょう

続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

アルメニアのプログメタルバンド、「Dogma」が、待望のセカンドアルバムを発表 [音楽:アルメニア]

前作より3年の間をおいた、待望のセカンド!
デビューアルバム、「Ethnic Metnhic」もタイトル通り伝統音楽の香りに満ちたエスノプログレでしたが、今作ではさらに中近東の香りが濃厚に。随分前から制作に入っていたようですが、ボーカルZaraの出産などで完成が遅れた模様。
アルメニア本国では先月2日に発表されていましたが、iTunesでの発売予告されながらなかなか開始されずやきもきしていたところ、先週ようやくiTunesとAmazonで取り扱いが開始されました。




関連記事:
アルメニアのProg Metal、Dogma

続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

アルメニアの男臭さあふれるオルタナティブ・メタル、「Vordan Karmir」 [音楽:アルメニア]

勢いがあってよいですね!


「Vordan Karmir」は、アルメニアの北部ロリ地方の中心都市、ヴァナゾル出身の4人組。「karmir」とは「カーミン(コチニール)」のこと。中学校理科とかで使う「酢酸カーミン」の色素。アルメニアはカーミン染色の織物が伝統工芸品らしく、アルメニア魂の象徴としてこの名前を選んだみたい。結成は2004年と結構なキャリアがあり、昨年にセルフタイトルのEP、「Vordan Karmir」を発表し、今年9月に満を持してフルアルバム、「A4」を発表しています。

続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

アルメニアのハイテンションプログメタル、「Armenian Space Station」 [音楽:アルメニア]

なんか無駄にドラムスがハイテンションなんですけど(笑



「Armenian Space Station」は、アルメニア出身の2人、ピアノのGreg Hosharianと、ドラムスのBarrett Yeretsianが結成したプログメタルバンド。Greg Hosharianは指揮者/作曲家として知られるEdwardを父に持つアルメニアの音楽一家出身で、現在はロスで活動をしているそうです。そんな彼がやはりアルメニア出身のドラマーBarrett Yeretsianと意気投合してASSを結成。Yeretsianが以前参加していた「Aviatic」でのバンドメイトのClint Federsenと、メキシコ出身のギタリスト、Phil Trujequeを加えて活動開始し、2009年にデビューEPを発売しています。

バンドの方向性は、Liquid Tension Expeimentばりのハイ・テクニカル・プログメタル。そしてその上にたっぷりアルメニアン・テイストをちりばめたユニークな楽曲が楽しいです。アルメニアの音楽についてはそんなに詳しくないですが、Deti Picassoの記事でも書きましたけど、やはり隣国トルコの影響がすごく強い。そんなターキッシュ・フレーバーたっぷりなメロディが全曲で顔を出してきます。
関連記事:
Deti Picasso(Дети Picasso)は、アルメニアのとんがりエスノ系バンド


惜しむらくは、このEP発売以降は、目立った活動してないみたいなこと。単発のプロジェクトだったのかなぁ。

ちなみにGreg Hosharianは、クラリネット奏者の兄Peterと共に「Hosharian Brothers」としても活動しています。こちらはアルメニアンルーツにどっぷりつかった、かな~り濃いアルバム。Yvo Papasovなんかと好きな方にはとってもお薦め。





Derek Sherinianばりに弾きまくるGregのキーボードがいいですね。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Wattican Punk BalletのデビューEP「WPB」、公開中 [音楽:アルメニア]

以前記事にしたアルメニアの「Deti Picasso」、主要メンバーのKaren & Gaja Arutjunjánは最近、「Wattican Punk Ballet」で欧州めぐりをしているんですよね。日本じゃ全く無名な彼らですが、欧州では結構知名度あるのかな?
関連記事:
Deti Picasso(Дети Picasso)は、アルメニアのとんがりエスノ系バンド

Gajaがdrums & vocalで、Karenはギター、というのが基本みたい。たまに楽器変わって、Gajaがキーボード弾いたり。場合によってはゲストが参加。活動の様子は以前からSoundCloudやYouTubeにあがっていました。




そして昨年末、待望のデビューEP発表。タイトルはシンプルに「WPB」。とりあえずオンライン公開のみで、物理メディア/デジタルフォーマットなどでの発売はないみたいです。

バンド名どおりにパンキッシュな側面もあるけど、どちらかと言うとポップでサイケでちょいとアバンギャルドなプログレ風味。Deti Picassoのプログレな部分を強調した感じでとっても素敵な仕上がり。

こうやって新たな音源聴けるのもいいけど、Deti PicassoやMasfelのライブも本国では継続してやっているようなので、バンドでの新譜も期待。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

アルメニアのProg Metal、Dogma [音楽:アルメニア]

先日取り上げたDeti Picasso以外にも、アルメニア産の面白バンド発見!今日もまた、アルメニアンプログレの世界に身を投じてみようと思います。



続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Deti Picasso(Дети Picasso)は、アルメニアのとんがりエスノ系バンド [音楽:アルメニア]

もう4月も一週間過ぎたから、明日から本気出す!

アルメニアっていったら、アルメニアン・アメリカンによるシステム・オブ・ア・ダウンが有名ですが、例の「剣の舞」の作曲家、アラム・ハチャトリアンなんかもアルメニア人ですね。旧ソ連邦の一員でしたが、トルコ、イランとも隣り合ってますし、文化的には中近東に含まれるんですかね?

そんなアルメニアで活躍するDeti Picaso(Дети Picasso、Дети пикассо)はぜひともトラッド好き、エスノ好き、そしてプログレマニアに聴いていただきたい逸品です。

Детиっていうのは、ロシア語で「子供たち」っていうんですね。ピカソの子供たち?HedningarnaのSanna Kurki-Suonioを連想させるボーカルのGaya HarutyunyanとギターのKaren Harutyunyanの姉弟を中心とした5人組。


前身のバンドЧадостиによる1988年のアルバム「Шагающий Драглайн」も含めると7枚のアルバムを出しています。結構なキャリアがあるわけですが、ググっても日本語の情報は全然出てこない。日本では全く無名に思えるバンドですが、その繰りだす音は半端無く面白いです。
ここで数曲試聴できます。

続きを読む


コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽
音楽:アルメニア ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。