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Canon FD 100mm F4 Macroを買った! [写真]

結構前の話なんですけど。

以前記事にしたように、わたしの持ってたCanon new FD 70-210は、絞りが固着してた。
関連記事:オールドレンズに手を出してみた

修理するのも結構お金かかりそうなんでどうしようかと逡巡してたわけですが、先月頭にふらっと新宿の某ショップ覗いたら、100mm F4 macroのジャンク品が400円で売ってた!チェックさせてもらったところ、ヘリコイドも絞りもなんの障害もなく、レンズもカビ等見当たらない。リアキャップはなかったけど、その他問題は全く見つけられなかったので、即買っちゃいました。

帰ってからもう一度チェックしても、どこがジャンクなんだかさっぱりわからず。見る人が見ればいろいろ問題あるのかもしれませんが、わたしにとっては大変な掘り出し物です。

せっかく買ったのはいいんですが、まだあんまり使ってないんですよね。ゆっくり持ち歩いていられない。でも多少撮ってみた感じは、悪くない。マイクロフォーサーズに着けると焦点距離が200mm相当だから、ポートレート撮影にはシチュエーションが限られて使いづらいかもしれないけど、マクロだと離れたところからでっかくとれるからありがたい。

シモツケの花。色ノリも良いし、花芯の描写もまあまあかな。ボケ具合もうるさくなくってよいです。
シモツケ.jpg

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ギボウシ。あんまりいい写真じゃないですね。雄しべにピントが合ってない。でも雌しべの根元にいるアリが可愛い。
ギボウシ.jpg

フクラスズメ!
フクラスズメ.jpg

ふらふら歩いていたら、アブラゼミの死骸にムネアカオオアリがたかっているの発見。グロ中尉。


こういうムービーは、三脚使ってマニュアルフォーカスのほうが安定した映像になるかな?フランス映画の「ミクロコスモス」みたいな映像、撮ってみたいです。


別の日、8月の週末に雑木林歩いていたら、妙なものを見つけました。これまたグロ中尉!
クヌギカレハにコマユバチ.jpg

クヌギカレハでしょうか?全身になんかついてる。ぱっと見コマユバチの繭っぽいけど、アオムシコマユバチとか、宿主から脱出したら、ちょっと離れたところに繭作って、その後宿主いなくなっちゃうことが多いから、こんなににょきにょき生えてる感じなのはとっても違和感。冬虫夏草の一種かなぁ、と思ったんですが、まだこの毛虫、生きてるんですよね。


やっぱりコマユバチかなぁ、と、次の日時間作って同じ場所に行ったら、まだいた。しかも、コマユバチ成虫が一匹羽化している。ムービーの後半にその様子が入れてあります。
コマユバチ.jpg

これを見て思い出したのが、Gigazineのこの記事。
寄生されたイモムシが寄生主を外敵から守るために操られて戦うムービー
確かにシャチホコガの幼虫とか、結構凶悪な感じしますね。ギ酸かなんか出すんでしたっけ?こんないかついんだったら用心棒としてはうってつけかもしれない。で、braconid waspでググったら、なんか色々あるぞ。タバコスズメガのコマユバチも、宿主の体表で繭になるんですね。他のスズメガでもそうなのかな?とにかく、スズメガの幼虫なんてめったに見ないから知りませんでした。


宿主が小型だと、コマユバチが脱出したらすぐ死んじゃうから、その死体にアリがたかってついでにコマユバチが捕食されたりするかもしれない。あるいは死体の体液から病気が発生するかも。だからよそで死んでもらう。でも大型のイモムシだったら、寄生者が脱出してもそこそこ生きそうだし、それに強そうだから、こういうのに寄生した場合には体表面で繭になったほうが捕食者とかから守られて有利なのかもしれませんね。面白い。

しかしなんですな、せっかく買ったケンコーの接写リング、出番がなくなっちゃいました。
関連記事:「Kenko デジタル接写リングセット」を買ってみた
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