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インドのテクニカル・デスっぽいけど華やかなバンド、「Thaikkudam Bridge」のファーストアルバム「Navarasam」はむっちゃ濃い! [音楽:インド]

最近インドのバンドにはまってる。筆頭は、「Thaikkudam Bridge」!


ボーカル&バイオリンのGovind Menonと、その従兄弟Siddharth Menonの2人が中心となって結成した、総勢14人という大所帯バンド。Govind以外には、ツインギターにキーボード、ベース、ドラムス。そしてボーカルだけで8人!曲によりかわるがわるリードシンガーが入れ替わり、とても表情豊か。ちなみにボーカルスタイルは皆、むっちゃインドっぽい。そんな彼のファーストアルバムが、「Navarasam」。ちなみにiTunesストアでは「Various Artists」で分類されちゃってるのでバンド名で検索しても出てこないのが難点。


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バンドリーダーになるのでしょうか?バイオリンのGovindは映画音楽制作に携わるかたわら、プロデューサーやスタジオミュージシャンとしても活動しているそうな。その他メンバーもスタジオワークのキャリアは多くこなしている模様。中でも特筆すべきは2人。
リードギターのMithun Rajuは、インドを代表するプログレッシブ・メタルバンド「Mohterjane」出身。
Vian Fernandesはプログレッシブ・デスメタルバンド「Infernal Wrath」の元ベーシスト。でもこの人、アイドルっぽい活動もしてるんですよねー。

なんかよくわからないけど「歌のお兄さん」みたいなポジションなのか?


この2人の存在が大きいのか、テクニカル・デスっぽい楽曲かなり多いです。インストの「Jai Hanuman」とかムチャかっこいい。


ですがメタルに限らない楽曲が面白い。2曲目「Sutan」のようなハードコア風味、ラガマフィン調も交えた3曲目「Urumbu」など多彩な楽曲群は、「モダン・ロック」というのが適切か。メンバーの超絶技巧が生み出す切れ味鋭いパフォーマンスが堪能できる。


なんだけど、ボーカルはひたすらインド仕様なので、「ここではない★どこか」な情景が拡がりまくりん!
メタル系サウンドと絡むともはや荘厳ですらある。


8曲目「One」のような軽快なフュージョンタッチのマラヤーラム・ポップソングも魅力的。

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