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トイレンズっぽい絵が撮れる!Cマウントレンズで遊んでみた [写真]
ぐるぐる~!
Cマウントは16mmフィルム用のレンズ規格だそうです。8mmフィルム同様ビデオカメラが一般化するに従って役割を終えたフィルムですが、カメラ規格の方は小型のビデオシステムに連綿と受け継がれて、顕微鏡撮影装置や防犯カメラなどのシステムでは現在でも使われている。で、その16mmフィルムの画角がマイクロフォーサーズのセンサーならなんとかカバーできる、ってことで、16mmフィルム用ムービーレンズのレジェンド達が脚光を浴びているそうな。
と同時に、防犯カメラなんかで使われる小型のCマウントレンズもマイクロフォーサーズなら使えるわけですが、防犯カメラで一般的に使われるセンサーサイズは、2/3インチとか1/2インチとか、マイクロフォーサーズのセンサーよりもさらに小さいので、設計で想定されている画角外まで映り込むので盛大に歪みが発生してしまうのが、かえって面白がられているわけで。
で、その歪みの代表が、いわゆるぐるぐるボケ。「非点収差」っていうのがその原因だそうですが、詳しくはWikiでも見てください。
ウィキペディア「非点収差」
ミラーレス用マウントアダプターとセットで売ってるものもあり、安価でお気軽に試せるので使っている人も多いようで。
わたしも数年前に、試しにebayで安物レンズ買ってたんですけど、ちょっと使って放置してた。でも最近また取り出してみたら、まぁまぁ面白いかな?と。なので、以前撮った写真も合わせて公開してみます。
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小型のレンズです。マウントアダプターとマクロ用リングがセットになってる。
25mmでf1.4。マイクロフォーサーズなら50mm相当。そこそこ明るく使いやすい設定。
マウントアダプターが、極端にオーバーインフ(無限遠を越す)になってまして、レンズをそのまま付けると全然寄れません。最短撮影距離が50cm越してる感じ。無限遠が出ないよりはいいですが、ちょいと不便です。ねじ込み式なので緩めておく手もありますが、レンズ外れても怖い。なので、ホームセンターで1mm厚のゴムシート買ってきて、切り抜いてスペーサーにしました。
これで無限遠が出ながら30cmぐらいまで寄れるようになって便利に。
狭い画角を想定して設計されているので、絞ると絞り羽根が写り込んでケラレが発生します。気になるならばスクエアフォーマットで撮影するとよいですね。
画面中央の描写はそれなりです。籾の質感もよく出ている。ピクセル等倍まで拡大すると細部の描写の甘さが気にはなりますが、そういう精密な表現を求めるレンズではないですからね。雰囲気重視で。
色乗りも悪くないです。
こちらは福島と栃木の県境にある、白河関の参道。こういう被写体は、ドハマりな映像かな。
神田駅前の夜景。あかちょうちんとか格好の被写体。
こちらは会津西街道の氷玉峠。
旧街道のおもむきってのが出ますかね?
それにしてもピント合わせが大変。
もともとG5はビューファインダーでも背面液晶でもピントが掴みづらいのですが、このレンズだと歪みが大きいせいもあってか、ますます大変。
モノクロで仕上げるといいかも。なんかいそうな感じ。
解放にすると、とたんにぐるぐる~!
エビネもぐるぐる~!
ぐるぐるボケ自体はそんなに好きじゃないんですが、ここまで極端だと面白いですね。
あと、逆光にムチャ弱いです。盛大にフレアが出る。
こういった弱点を楽しめる被写体を探さないといけませんね。
玉ボケも面白いです。解放にすれば大抵のレンズで玉ボケが出ますが、このレンズはぐるぐるボケと合わさって独特の表情になります。
たまに、やったら激しいのも出る。人魂か!みたいな。
夕方のスズラン。
童話の世界みたいでいい感じに出来た。
こんな感じでなかなか個性のある写真がとれますが、このレンズはむしろマクロ撮影で本領発揮するんじゃなかろうか、って思います。マクロ用のリングアダプター付きで売ってるのも多いですし。
サクラマンテマの花。驚くほどくっきりと写ります。
角度を変えて。
こぼれ落ちる花粉もしっかり見えてる。
タンポポの綿毛。
合焦部は毛の一本一本までクリアに描写して、それでいて外縁へとろけていくボケがキレイ。
アオバハゴロモ
雰囲気出てますねー。被写界深度浅くて図鑑とかに使える写真ではないかもしれませんが、楽しみで撮るには充分。
ウスグモスズ
どこから来たのか、いつ侵入してきたのかまったくわからない不思議な外来種だそうです。
ツルボで吸蜜するシロオビノメイガ。
専用のマクロレンズ買うと結構なお値段しますから、お手頃価格でここまで撮れればこれで充分な気も。
Cマウントは16mmフィルム用のレンズ規格だそうです。8mmフィルム同様ビデオカメラが一般化するに従って役割を終えたフィルムですが、カメラ規格の方は小型のビデオシステムに連綿と受け継がれて、顕微鏡撮影装置や防犯カメラなどのシステムでは現在でも使われている。で、その16mmフィルムの画角がマイクロフォーサーズのセンサーならなんとかカバーできる、ってことで、16mmフィルム用ムービーレンズのレジェンド達が脚光を浴びているそうな。
と同時に、防犯カメラなんかで使われる小型のCマウントレンズもマイクロフォーサーズなら使えるわけですが、防犯カメラで一般的に使われるセンサーサイズは、2/3インチとか1/2インチとか、マイクロフォーサーズのセンサーよりもさらに小さいので、設計で想定されている画角外まで映り込むので盛大に歪みが発生してしまうのが、かえって面白がられているわけで。
で、その歪みの代表が、いわゆるぐるぐるボケ。「非点収差」っていうのがその原因だそうですが、詳しくはWikiでも見てください。
ウィキペディア「非点収差」
ミラーレス用マウントアダプターとセットで売ってるものもあり、安価でお気軽に試せるので使っている人も多いようで。
わたしも数年前に、試しにebayで安物レンズ買ってたんですけど、ちょっと使って放置してた。でも最近また取り出してみたら、まぁまぁ面白いかな?と。なので、以前撮った写真も合わせて公開してみます。
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小型のレンズです。マウントアダプターとマクロ用リングがセットになってる。
25mmでf1.4。マイクロフォーサーズなら50mm相当。そこそこ明るく使いやすい設定。
マウントアダプターが、極端にオーバーインフ(無限遠を越す)になってまして、レンズをそのまま付けると全然寄れません。最短撮影距離が50cm越してる感じ。無限遠が出ないよりはいいですが、ちょいと不便です。ねじ込み式なので緩めておく手もありますが、レンズ外れても怖い。なので、ホームセンターで1mm厚のゴムシート買ってきて、切り抜いてスペーサーにしました。
これで無限遠が出ながら30cmぐらいまで寄れるようになって便利に。
狭い画角を想定して設計されているので、絞ると絞り羽根が写り込んでケラレが発生します。気になるならばスクエアフォーマットで撮影するとよいですね。
画面中央の描写はそれなりです。籾の質感もよく出ている。ピクセル等倍まで拡大すると細部の描写の甘さが気にはなりますが、そういう精密な表現を求めるレンズではないですからね。雰囲気重視で。
色乗りも悪くないです。
こちらは福島と栃木の県境にある、白河関の参道。こういう被写体は、ドハマりな映像かな。
神田駅前の夜景。あかちょうちんとか格好の被写体。
こちらは会津西街道の氷玉峠。
旧街道のおもむきってのが出ますかね?
それにしてもピント合わせが大変。
もともとG5はビューファインダーでも背面液晶でもピントが掴みづらいのですが、このレンズだと歪みが大きいせいもあってか、ますます大変。
モノクロで仕上げるといいかも。なんかいそうな感じ。
解放にすると、とたんにぐるぐる~!
エビネもぐるぐる~!
ぐるぐるボケ自体はそんなに好きじゃないんですが、ここまで極端だと面白いですね。
あと、逆光にムチャ弱いです。盛大にフレアが出る。
こういった弱点を楽しめる被写体を探さないといけませんね。
玉ボケも面白いです。解放にすれば大抵のレンズで玉ボケが出ますが、このレンズはぐるぐるボケと合わさって独特の表情になります。
たまに、やったら激しいのも出る。人魂か!みたいな。
夕方のスズラン。
童話の世界みたいでいい感じに出来た。
こんな感じでなかなか個性のある写真がとれますが、このレンズはむしろマクロ撮影で本領発揮するんじゃなかろうか、って思います。マクロ用のリングアダプター付きで売ってるのも多いですし。
サクラマンテマの花。驚くほどくっきりと写ります。
角度を変えて。
こぼれ落ちる花粉もしっかり見えてる。
タンポポの綿毛。
合焦部は毛の一本一本までクリアに描写して、それでいて外縁へとろけていくボケがキレイ。
アオバハゴロモ
雰囲気出てますねー。被写界深度浅くて図鑑とかに使える写真ではないかもしれませんが、楽しみで撮るには充分。
ウスグモスズ
どこから来たのか、いつ侵入してきたのかまったくわからない不思議な外来種だそうです。
ツルボで吸蜜するシロオビノメイガ。
専用のマクロレンズ買うと結構なお値段しますから、お手頃価格でここまで撮れればこれで充分な気も。
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