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Robert Jaworskiが送るポーリッシュ・トラッドの新潮流、「roberto DELIRA & Kompany」 [音楽:ポーランド]

先日記事にしたRiversideの新譜と一緒に個人輸入したのが、これ!

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「roberto DELIRA & Kompany(r.D&K)」は、Żywiołakのメンバー、Robert "DELIRA" Jaworskiの新バンド。「DELIRA」って、「リラ野郎」ってとこかな?リラはハーディ・ガーディとかの別名ですね。
ŻywiołakはRobert Wasilewskiのディストーション効きまくったベースサウンドが特徴ですが、r.D&Kはアコースティック志向。とは言っても、曲の方はパンキッシュで妖しげなのの勢揃いなんですけど。「Zabobon」は、そんな彼らが2010年に発表した5曲入りのミニアルバム。
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このバンドの着想はJaworskiがグダニスクで発掘された中世の弦楽器「gęśle」の復元に関係したことから始まった模様。通常「gęśle」は北欧の「kantele」と似た構造なので指で爪弾くのが普通のようです。しかしグダニスクの「gęśle」は構造的に弓で弾くほうが似合ってると判断したJaworskiは、この楽器を「gęśla smyczkowa」と名づけ、その他ハーディ・ガーディなどの古楽器と一緒に演奏するようになったそうな。


曲調は基本的にŻywiołakの時と変わらないんですけど、冒頭にPV載せたタイトルナンバーの「Zabobon」とかかなりパンキッシュで、同郷のnew wave of polish heavy folk(いつもながら長い!)、「Percival Schuttenbach」と共通する雰囲気があります。
とにかく、20分弱しか収録されてないのでちょっと物足りないけど、東欧音楽好きな方には必須アイテム。

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