「Ava Inferi」が解散してた！

「Ava Inferi」は、ポルトガルのドゥーム/ゴシックメタルバンド。ノルウェー出身のギタリストRune Eriksenが中心となって結成されたそうな。セカンドアルバムの「The Silhouette」は、Runeと同じくノルウェー出身である伝説のドゥームメタルバンド、「The 3rd and the Mortal」を彷彿とさせる陰鬱な音世界が好きでよく聴いてました。



でも他のアルバムは買ってなくて、ずーと、「そのうち買おうかな～」って思ってたんですけど、実は彼ら、昨年末に解散してたんですね！

なぜかamazon mp3で全アルバムがそれぞれ600円と超絶お安くなっていたので、残りの3アルバムを衝動買いしてしまった。以下簡単にレビュー。






2006年のファースト、「Burdens」。


なんか、サウンドがあざとい、ちゅうか。ひたすらダークな雰囲気は悪くないんだけど、メロディが単調。繰り返し聴いて楽しむ感じではない。
ボーカルのCarmen嬢も、きれいなソプラノを披露してくるけど、正直言って、「綺麗だなー（棒読み）」以上の個性は感じないし。
セカンドのような、サウンドとメロディの昇華した高揚感みたいなものがまだ出てきてない。

サード「Blood of Bacchus (feat. , Garm)」。


これは悪くはない。4曲目「Black Wings」では頌歌のような男声チャントをフューチャーしたり、6曲目「Be Damned」でジャジーでブルージーなリフを奏でてみたり、色々面白い。でもやはりセカンドほどの中毒性には至らず。

ラストアルバム、2011年の「Onyx」。



クリップの曲「The Living End」のように、ドラマティックな楽曲が続く。わりとよいです。でも、なんか普通のメタルになっちゃった、って感じがしなくもない。

てなわけで、やっぱりセカンドアルバムが一番。

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