Voice of Baceprotの新曲は渋くてかっこいい

インドネシア注目のガールズバンド、「Voice of Baceprot (VOB)」のセカンドシングル、「God, Allow Me (Please) to Play Music」が発売されています。

God, Allow Me (Please) to Play Music - Single
Voice of Baceprot
価格： 255円
posted with sticky on 2021.9.12

メンバーは、
Firdda Marsya Kurnia: guitar、vocal
Widi Rahmawati: bass
Euis Siti Aisyah: drums

10代前半の2014年から活動していて、YouTubeに投稿したカバー動画から火が付いたみたい。ヒジャブをつけた少女たちがメタルやってたらそりゃインパクト強いですな。2018年にはファーストシングル「School Revolution」を発表。わたしもその頃に存在を知って、一発でファンになりました。


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スラップが暴れるタイトなリズムセクションの前でシャウトが乗ってくるハードコアスタイルがかっこいいんですけど、歌詞の内容は女性の教育機会が限られているインドネシアの現状に対するプロテストソングのようです。

今回発売されたセカンドシングルは、タイトルが示すように「音楽活動を神様に公認してもらう宣言」という内容。彼女らの地元ではまだまだ女の子がバンドやるなんて害悪だみたいなことを言われるので、それじゃあ神様に直接許してもらうから、ということらしい。


無論、歌詞の内容が感動的でも音楽性が低ければ聴く気にならないですが、彼女らの生み出す切れのあるサウンドはとてもかっこよい。それとボーカル。これまでFirddaのボーカルは「ちょっと無理してんなぁ」って感じてたんですけど、今回は力みなく歌い上げるナチュラルなスタイルがとてもよい。

ぜひご一聴あれ。

タグ：ヒジャブ イスラム VOB Voice of Baceprot メタル ハードコア