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ウクライナののおしゃれさん、「Pur:Pur」から、素敵なお年玉!ニューアルバム「Nevertheless」が、元日に発売開始。 [音楽:ウクライナ]

まってました!夏前から新譜の予告があったわけですが、ようやく発売です。ウクライナの気鋭、Pur:Purが、本日、ニューアルバム「Nevertheless」を発表しました。


2013年4月15日追記:iTunesから国内発売開始!



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先日ご紹介した先行シングル、「close」も含む全9曲。フルアルバムとしては「Pure」以来2年ぶり。以前記事にしたように、「Pure」はアコースティックな成分多めの、ちょいボサ寄りの曲が多い感じでしたが、アルバムを重ねるに連れてロック的な表現が強くなって着ていました。そして今回のアルバムでは、その傾向が一層強くなっています。サウンドの指向性としては、downtempoとでもいうか、ポストロック的とでもいうか。

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1曲目の「Fall Apart」は、どことなくスカ的な雰囲気もあるけだるい曲。それが2曲目「Little By Little」になると、ドラムスのアクティブなビートにエレピやらシンセやらのダウナーな音がからむ。と思えば、中間部は優しいアコギに乗せてNataのボーカルが漂い、また徐々にハードなサウンドに変容していく。4曲目「Love You Little Girl」は、夢見心地なエレクトロニカに導かれて、ジャジーなサウンドが流れていく。5曲目は以前の記事でもご紹介したシングル「Close」。7曲目は、一番実験的というか。ロシア民謡的な雰囲気も漂わせるギターのテクスチュアーに、Nataのボーカルが絡む展開から、一転してグランジ的なサウンドの咆哮。そして一気にavantなロックに変容していく。以前紹介した「Deti Picasso」の近作を連想するようなサウンド。
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そしておしまいの「So」は、リリカルなサウンドから、ドラムンベース的なビートへと展開していく。
とにかく全体的に刺激的。先鋭的な内容に圧倒されます。ニューヨーク・アンダーグラウンド系ジャズのファン、プログレファンなどにもアピールする逸品です。
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