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英プログレシーン期待の新人、「Maschine」のデビュー・アルバム、「Rubidium」を買った [音楽:西欧]

先日アメリカのプログレ専門局「Delicious Agony」を聴いていたら「Eyes Pt. 1〜Pt. 2」がかかって、カッコ良かったので即購入!




「Maschine」は、It Bites大好きなギタリスト、Luke Machin率いるUKの新進プログレバンド。Lukeは「Tangent」とも共演しているそうなのでご存じの方も多いかと。Lukeが学んだ「Brighton Institute of Modern Music」の同窓生4人がバンドの中心メンバー。「Rubidium」はそんな彼らの満を持したデビュー・アルバム。

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オープニングナンバーの「The Fallen」は10分を超える意欲的な曲。きらびやかなシンセのアルペジオに導かれるDream Theater的イントロは掴みも十分。なんだけど聴き進むと、ちょっと頑張りすぎちゃったかなぁ、って感じも。これはアルバム全体でも言えますが、好きなもの何でもかんでも突っ込みすぎて冗長になっちゃてるかも。でも、7分過ぎ辺りからのシンセとギータのユニゾンとか、あるいはそれに続くいかにもFrancis Dunneryっぽいギターソロとか、It Bites大好きなんだなぁって感じで好ましい。楽曲全体としては、Francis Dunnery在籍時のIt Bitesよりもむしろ、Frost*っぽいかもしれない。
2曲目以降も、プログメタルからファンク、カンタベリー風と振幅の大きい楽曲群、ハマるとカッコいいんだけど取り留めがなさすぎる感じがしないでもない。そんな中で、Danielののスラップを交えたベースが大活躍な「Eyes」は、変拍子も入る緩急メリハリのある組曲風で一押しです。スペイシーなギターサウンドに導かれるブルージーな「Venga」もなかなか。ラストナンバーの「Reach Out」は、エレポップ風味がMars Voltaっぽいなぁ、と思ってたら、公式サイト見るとLukeのfavoriteにしっかりMars Voltaが入ってた。

まだまだ荒削りな部分もあるけど、今後の成長が楽しみなバンドです。
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